[北京大学大学院に留学中の当塾講師からの便りです。]

塾長先生

伸孝学園のホームページを当地から拝見しまして、合格速報の
名前に塾生たちの顔を思い浮かべて、おめでとう!と心の中で
祝福し、前途に幸多かれと祈っております。

北京の冬は確かに寒かったですが、晴れる日が多くて日照時間
が長いことと、暖房がしっかりしていて室内が暖かかったことを
考えると、東京よりも過ごしやすかったように思われました。
まだ寒いのですが、この頃は春の気配が感じられるようにも
なってきました。

さて、中国へ来る前に私が持っていた中国のイメージの一つに
「順番待ちのために整列する習慣はない」というものがありました。
自分の用件を済ますために、窓口に殺到して押し合いへし合い
大声で主張して要求を押し通すといったイメージです。
しかし、北京に来てみて、予想以上に並んでいると感じています。
(中国も広いので他の都市では事情が違うかもしれません。)

地下鉄では日本と同じように乗車目印のところに並びますし、
銀行では日本と同じように番号呼び出しのシステムが使われて
いてそれに随っています。また、スーパーのレジでも、観光地の
チケット売り場でも、バス停でも並んでいます。

ただしバスは、混雑する時間帯や路線の場合、少し微妙です。
一応は並んで待ってはいますが、目的のバスがやってくるのが
見えるな否や、よし乗るぞとばかりに身構えて、停車したバスの
ドアの前に押しかけて我先にと乗り込みます。そのような風景には、
「整列しない」という名残が感じられますが、それはそれで活気が
感じられて嫌いではありません。マナーを守って乗車することを
中国語で「文明乗車」といい、先の北京オリンピックを契機に
さかんに啓蒙されたそうですので、その効果が現れているのでは
ないかと思っています。

以上、ほんの一端ではありますが、感想を述べてみました。

どうぞお身体に気をつけておすごしください。 それではまた。