26日、イラン南東部ケルマン州のバムで大地震が発生した。(*2004年1月17日の段階で死者は41000人に上るとみられている)。バムは、「泥の町」の意味である。名前の通り地震には弱い印象が強い。

 バムの有名な観光名所である城塞跡「アルゲ・バム」はほぼ全壊した。カリミ州知事は「歴史的な地区は完全に倒壊した」と語り、シャフィイ・バム市長は国営テレビに「バムはゼロから建て直さなくてはならない」と嘆いた。

古都バムの城塞は、紀元前3世紀の古代パルティア王国時代から建設が始まり、16世紀頃に現在のようになったとされる。世界遺産への登録が検討されていたそうだ…。
私は、96年の8月にイランを観光した際、バムの城塞にも立ち寄った。その時の旅日記には次のようにある。

3日目(96年8月10日)
 朝、バスで泥の町バムへ。途中、マーハンというオアシス都市のシャー・ニマットゥラー廟を訪ねた。中庭の両側にはイスラムの学舎、メドレセがあり、屋上に上ることもできた。その後、砂漠の向こうにオアシスの見えるところで写真を撮影、ナツメヤシが赤い実をつける並木を通りバムに着いた。
 門の中へ入り、城塞を登ると、150年前に放棄された町の全景が一望できる。強い日差しの中、王城に入り、馬屋、兵舎、王の宮殿、ヨーロピアン・ハットと呼ばれる塔などを見学した。帰り道には、バムの金曜日のモスク跡や日干しレンガを干しているところなども見えた。
 昼食後、ケルマーン市に戻り、セルジューク時代の墓、ジェベリエドームで写真撮影。その後、金曜日のモスクを訪ねた。バザールで買い物をし、イランのチャイハネ(水タバコ)を体験した。

この時の写真の一部を公開します(写真をクリックすると大きな画像が見られます)。

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