小保方さん、中2で「人の生と死」考察、作文で全国入選

小保方晴子研究ユニットリーダーは、千葉県松戸市立第六中学校の2年生だった平成9年に書いた読書感想文で、夢を持って努力することの大切さを訴える一方、命のあり方について考察を重ねるなど、将来の科学者としての片鱗(へんりん)ものぞかせていた。

小保方さんが読んだ本はドイツの作家、アクセル・ハッケの「ちいさなちいさな王様」。仕事に忙殺されるサラリーマンの「僕」のもとに人さし指サイズの小さな王様が現れ、互いの生活についてやりとりする物語で、感想文は青少年読書感想文県コンクールの中学校課題図書部門で県教育長賞を受賞、全国コンクールでも入選した。

小保方さんは、物語を通じ、〈夢があるから現実が見られることを教えられた〉とし、〈人間には努力で積み重ねていくものがある〉などと記述。

さらに、〈永遠の命を持つことは、死よりも恐ろしい事だと思う。生きていることのすばらしさを忘れてしまうと思うからだ〉〈本当の永遠の命とは、自分の血が子供へ、またその子供へと受けつがれていくことだと思う〉とも記しており、人の“生と死”に対し、当時から強い興味を持っていたことをうかがわせた。