「魂が震える話」 浅田真央

中国で開かれたアイススケートショーに参加した浅田真央に、現地の通訳として一人の中国人女性がついた。

 彼女が真央を担当したのはたった4日間だったが、真央の人柄に惚れ、別れる時には号泣したという。

その通訳によると、真央は中国においてもスターであるにもかかわらず、プライベートでも尊大なところが一切なかったそうだ。

いつも笑顔で、取り囲むファン一人一人の要求に丁寧に応えていた。

 時間には正確で、逆にスケジュールが変更になってしまった場合にもまったく不平を言わない。

 部屋の掃除をマネージャーがしようとすると、あなたは忙しいから、とそれを制して自分で掃除を行う、など誰に対しても礼儀正しく明るく接していた。

その通訳はこれまで何人かの大物スターの通訳を担当してきた。

それまでのスターたちは自分にとって利益のある人には愛想よく、メリットのない人には冷たい別の面を見せていた。

そんな中、出会った浅田真央を知って、彼女のような人こそ本物のスーパースターというものなのだ、と思った。

そして彼女はこう語った。

 「浅田真央さんと過ごした数日で、私は日本人に対する見方が変わりました。

そして真央を応援する中国のファンは、本当に価値のあるものを見分ける目を持っていると思います」と。

☆オリンピックの結果はともかくとして。。。 

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