合格作文 東北大学経済学部合格 伊藤幹也
☆東北大学経済学部合格 伊藤幹也 小石川中等学校
僕は小学四年生の時に、中学入試のために伸孝学園に入塾しました。初めは小学校で習う基本
事項を勉強し、それを元に記述力や思考力といった、都立中学の入試に欠かせない応用力を身
につけました。特に苦手としていた国語は得意科目になるまでに学力が向上し、実際に入試の
成績を見たところ、作文で得点を底上げしていたことがわかりました。
志望していた中学校に合格した後しばらくは、英語を中心とした中学での勉強を教わっていま
した。しかし入学後は部活動が忙しかったため数ヶ月ほどで伸孝学園をやめてしまい、中高一
貫校であったことも原因であまり勉強せずに中学校生活を送っていました。高校一年生になる
直前に入塾し直しましたが、部活動との両立が難しく、週一回の受講では思うように成績は伸
びませんでした。
高校三年生になって部活動を引退し、ようやく本格的に受験勉強を始めましたが、状況は絶望
的でした。センター試験で使う社会と理科基礎は全く手をつけておらず、二次試験に必要な数
学は基礎もままならない状態でした。苦手としていた理系科目を夏から徹底的に教わり、セン
ター試験本番ではなんとか八割を取ることができました。二次試験では数学で差をつけられる
と思えるほど成長し、少しレベルの高い国立大学に挑戦しました。しかしセンター試験で他の
科目の点数が低かったことが祟り第一志望には落ちてしまい、浪人することを決めました。
浪人を始めたての頃はあまり自信を持てませんでしたが、一年間を通して模試では数学の成績
が良く、現役の時に数学を教わって本当に良かったと思いました。今年もセンター試験は思う
ように得点できませんでしたが、二次試験では数学を自信につなげることができました。
文系志望だと数学を疎かにしがちですが、逆に言えば数学ができれば他の受験生と差をつける
ことができます。国立大学の文系数学は学び方次第で満点も目指せるような難易度となってい
るので、伸孝学園で数学を受講して本当に良かったと思います。