私が本気で小石川中学校を目指したいと思ったのは、6年生の12月ごろで、スタートがとても遅かった。11月に小石川中学校の説明会に行き、学校の様子を見て、通いたいと思うようになったのだ。
 それまで、中学になって役立つだろうという理由で、四谷大塚のテキストを使って自力で勉強していたが、それにも無理がある。そこでよい塾がないかと探していると、伸孝学園のチラシが目に入った。
 ふと見ると、去年の合格実績の中に小石川中学校が載っているではないか。頑張れば受かるかもしれないと思い、すぐに母に頼み、伸孝学園に入った。
 先生一人につき生徒が最大4人という形には驚いたが、先生方のアドバイスなどが頭に入りやすくて良い環境だった。それまで使っていた四谷大塚の予習シリーズは、都立一貫校受験にはあまり役に立たないことも分かってきた。塾では都立一貫校受験対策プリントや算数や小論文などを中心に勉強した。
 私は他の多くの受験生とちがって私立校はひとつも受験せず、都立校だけ受験した。ダメだったら区立中学に行くつもりでいた。
 合格を知ったときは信じられないほど驚いたし、うれしかった。
 小石川中学校に受かることができたのは、2ヶ月というとても短い期間でも、分かりやすく、ていねいに教えてくれた先生方のおかげだと思う。
 あのチラシを見るか見ないかで私の行く学校が決まるとは思ってもいなかった。この塾、そしてその先生方に出会って本当に良かったと思う。