5年生の初め頃、父が僕に言いました。「家が欲しいか、それとも大学まで行きたいか。お父さんは両方はかなえてあげられないよ。」僕の父は高校中退(父親に反発してやめたそうです。)で、うちは狭いアパート住まいです。僕が「大学へ行きたい」と言うと、父は「よし。大学へ行かせてやるから頑張れよ」と言ってくれました。そこで僕は伸孝学園に入りました。僕は理科と社会が苦手でしたが、塾長先生がくれるたくさんの教材をやるうちに、少しずつ自信がついてきました。また、会場もぎテストも何度か受け、本番に備えました。
いよいよ本番。まず海城中学。合格発表の時、僕はショックでした。自分の番号がないのです。ガクッとしました。でも、塾の先生方が「くよくよしても仕方がないよ」と言ってくれ、僕は次を頑張ることにしました。そして、暁星中の筆記試験。最初に問題を見た時、ビックリしました。とても難しいのです。続く科目も難しいものばかりでした。「暁星もダメかな」と思って家に帰りました。次の日。面接の後、発表がありました。僕は持っていたお守りにお願いしながら見てみました。すると、あったのです!僕はその瞬間「やったぁ!!」と叫びました。本当に嬉しかったです。暁星に受かるように勉強させてくれた塾の先生、本当にありがとうございました。