芦田愛菜ちゃんはどこがちがうのか?  伸孝学園塾長

数年前、芦田愛菜さんの女子学院と慶応合格が話題になりました。そのために一日十時間以上勉強したことが話題となりました。一見、長時間の学習による追い込みが、効果を生んだように見えます。

しかし、この追い込みのためには実は小さいころからの積み重ねがかなり大切なのです。長時間、「効果的」に学ぶためには、基礎学力と集中力が必要です。

まず基礎学力とは、「読解力」「想像力」「語彙力」を指します。すべての教科において、問題文を理解して自分の言葉で回答するために必要な力です。逆に言えば、これらの力がなければ、どんなに難問を解いても、予想外の問題への応用が利かない子になってしまいます。

そしてこの3つの力は、長期的に試行錯誤を繰り返した経験によって得ることのできるものです。また集中力も、机で学び、成績が上がったという成功体験を積んでこそ、得られるものです。つまり、「長時間の追い込み」は、こうした基礎学力と集中力に支えられて初めて効果があるものであると言えるのです。

ゆとり教育が終わって難しくなった授業、優秀かそうでないかの二極化が明白になるクラス、不安になってつい、難問や目新しいものに飛びついてしまいがちです。

しかし、最後の最後に頑張り切る力は、結局基礎学力と集中して学ぶための学習習慣なのです。今こそ、基礎を着実に学び、そこで成功体験を得て、集中して学び続ける子を育てたいと考えています。